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熱中症予防の落とし穴…“水中毒”に要注意! 塩分と水分、同時に摂取を (1/2ページ)

 列島各地で記録的な猛暑が続いている。今年は新型コロナウイルス感染予防のためマスクをする場面も多く、余計に熱気がこもりがちだ。熱中症予防として水分を取る人も多いが、飲み過ぎると「水中毒」と呼ばれる症状になる恐れもあるとして、専門家は注意を呼びかけている。

 総務省消防庁が18日公表した速報値によると、熱中症で10~16日に全国で救急搬送されたのは1万2804人で、1週間の搬送者数として今年最多。愛知、埼玉など19都道府県で計30人が、初診時に死亡が確認された。

 17日には浜松市で国内史上最高気温と並ぶ41・1度を観測、18日も高知県四万十市と宮崎県都城市で39・4度となるなど、今後も気温の高い状態が続くと予想される。

 コロナ予防策として、マスクを着用する場面が多いなかでの熱中症予防について、全国の医師らで作る「教えて!『かくれ脱水』委員会」は、(1)人と2メートル距離を取る(2)マスクを取る(3)水分を取る-の「3つの取る」を10分ごとに実践するよう推奨している。

 同委員会副委員長で東京医療保健大大学院の谷口英喜客員教授は「連日の猛暑というのは、ある意味終わりも見えている。気温が落ち着くまでは、なるべく人混みを避け、人と距離を空けたうえでマスクを外したり水分を取るといいだろう」と解説する。

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