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【激動!米国現地リポート】米のコロナ対策 罰金まで科される「厳しい規制」に人々が従う理由 「行政と住民の信頼関係」がポイント (1/2ページ)

 米国は、新型コロナウイルスの感染者数(16日現在、525万人超)が世界一である。しかし、州によって、感染状況は全く違う。

 ボストンのあるマサチューセッツ州は一時期、全米で4番目に感染者が多かった。現在は、同州を含む米国東北部「ニューイングランド地区」全体で、順調に減少している。

 カギは、慎重に経済の再開を進めながら、状況に応じて素早く対応を変えている点であろう。

 経済再開の全4フレーズのうちの、現在はフレーズ3の「ステップ1」である。博物館などの再開、無観客でのプロスポーツ試合、ジムの営業、レストランの屋内営業などが可能となったが、レストランではいまだに大半がテイクアウトか屋外のテラス席使用だ。密室感のある場所での飲食には警戒感が強く、バーの営業は認められていない。

 それでも、経済活動が進むと同時に、感染者が再び増加した。一時期、一日100人前後まで減少した新規感染者も、200人から300人に。そこで、再度規制を強化し、最大100人まで認められていた屋外集会は50人までとなり、入州者へも規制をかけている。

 低リスク州である、メーン州、ニューハンプシャー州、コネティカット州、バーモント州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、ハワイ州の7州以外からの入州者は、72時間以内のPCR検査の陰性証明か、もしくは14日間の自主隔離が義務付けられている。違反すると一日当たり500ドル(約5万3000円)の罰金も科される。

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