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日本版コロナ対策、欧州で再評価! PCR検査より隔離優先…「クラスター潰し」「3密回避」に注目 村中璃子氏が緊急寄稿 (1/3ページ)

 世界的に新型コロナウイルスの感染が再拡大するなか、完全なロックダウン(都市封鎖)をしないまま「第1波」を乗り越えた日本の対策が欧州で注目されている。独ベルンハルト・ノホト熱帯医学研究所研究員で医師の村中璃子氏は緊急寄稿で、世界最高のPCR検査体制を誇るドイツでも実施件数や検査対象の拡大は行われていないと指摘する。日本感染症学会が「今まさに第2波の真っただ中」との見解を示しているが、日本もブレない対策が求められている。

 欧州連合(EU)の新型コロナ対策会議の議長、クリスティアン・ドロステン氏は6日、独ZEIT紙に、流行再拡大の可能性が高い秋への備えについて寄稿した。

 日本では、全社会機能を停止させる「ロックダウン」を行わずに第1波を乗り越えることができたが、その背景には、流行の早い段階から集会や密閉空間などが流行拡大のリスクであることを特定して国民に警戒を呼び掛けたこと、クラスター(感染者集団)の連鎖を断ち切ることを主目的としたPCR検査体制をとったこと、コロナ以前からマスクの着用が一般的だったことなどがあるとするものだ。

 陽性者が出たら(1)濃厚接触者はPCR検査を実施する前に全員隔離(2)発症しないか観察(3)隔離5日目にPCR検査実施(4)陰性であれば隔離を終了してよい-としている。

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