記事詳細

【激動!米国現地リポート】ハリス氏が副大統領候補に選ばれ…トランプ大統領“劣勢” 盛り上がる大統領選、焦点は医療制度の構築 (1/2ページ)

 米大統領選は、民主党の副大統領候補に、カマラ・ハリス上院議員が選ばれてから、一気に盛り上がってきた。報道によると、「ハリス氏の起用が、ジョー・バイデン前副大統領の選挙戦に有利に働く」と回答した民主党の登録有権者は7割に迫る勢いだという。

 知人の民主党支持者は「(高齢や白人出身のエリートという)バイデン氏を補完する役割としても、彼女はベストであり、素晴らしいチョイスをした」と興奮気味に話してくれた。

 ハリス氏は副大統領候補としても、初の黒人女性であり、アフリカ系・アジア系の血を引く移民2世(=ジャマイカ出身の父と、インド出身の母との間に生まれた)として、これまでの経歴でも「初」とつくことが多かった。

 5月に起きた、「Black Lives Matter(=黒人の命を守れ)」の運動を機に、米国内に鬱積していた「分断」への不安や不満が、一気に噴出した。

 これまで、特に移民に厳しい態度をとってきたドナルド・トランプ大統領は、新型コロナウイルスへの初動対応の遅れへの批判と合わせて、世論調査でバイデン氏に最大で10ポイント近く差をつけられるほどの劣勢に置かれている。

 コロナ対応と多様性の問題-これは明らかにリンクしている。特に、感染者や死者数を日米で比較すると、その違いの根本は医療へのアクセスの違いにあると、双方に滞在してみて痛感する。

 日本では、遺伝子的な要因などがあるのではないかと、科学者たちが「ファクターX」を追っているが、それは、ぜひ科学的解明を待ち望みたい。

関連ニュース