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【長谷川幸洋 ニュースの核心】立憲民主党との合流めぐり分裂…新・国民民主党は「保守現実主義」を貫け! 改革路線をリードする役割を期待 (1/2ページ)

 国民民主党が解党して、新党を作って立憲民主党に合流する勢力と、新しい国民民主党に再結集する勢力に分裂する、という。立憲民主党には、小沢一郎・元民主党幹事長や、平野博文元官房長官、無所属で活動してきた岡田克也・元民主党代表、野田佳彦元首相らも加わる見通しだ。

 まさに「帰ってきた民主党」だが、私はそちらではなく、国民民主党の残留・再結集組に期待する。彼らが「保守現実派のウイング」を広げるかもしれないからだ。

 まず、なぜ合流話が盛り上がったのか。

 国民民主党側の狙いは、立憲民主党の人気だ。

 例えば、NHKの世論調査(8~10日)で、国民民主党の支持率は0・7%と1%にも満たない。立憲民主党は4・2%と野党で最高である。

 衆院議員の任期が来年10月に迫り、いつ衆院解散・総選挙があってもおかしくないなか、国民民主党の衆院議員とすれば、少しでも支持率が高い野党の看板で戦いたい。小選挙区で勝てなくても、比例代表で復活当選するには、政党支持率がモノを言う事情もある。

 一方、立憲民主党側は、「50億円の貯金がある」と言われる国民民主党のカネが欲しい。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は、移籍を希望する議員に離党を迫る手もあるが、それだと国民民主党のカネは一銭も立憲民主党に流れず、移籍派と立憲民主党を敵に回してしまう。下手をすれば、代表を解任される恐れもある。

 そこで「分党」を言い出した。

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