記事詳細

コロナ第2波がピーク…来るか第3波 複数の専門家に聞いた 「今は踊り場」「9月に再増加」「秋冬に要注意」 (1/2ページ)

 7月末から今月にかけて急増した新型コロナウイルスの感染「第2波」がピークに達し、縮小に向かいつつあると分析が出てきた。秋口や感染症シーズンの冬場に「第3波」は来るのか。複数の専門家に見解を聞いた。

 東京都の21日の新規感染者数は258人。金曜日は300~400人台後半で推移していたが、約1カ月ぶりに200人台に減少した。

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は「全国的に見ると、感染拡大はだいたいピークに達したとみている」と述べた。1人の感染者が平均何人にうつしたかを示す実効再生産数は今月3日に東京0・8▽大阪府0・9▽愛知県0・8▽沖縄県0・9-といずれも「1」を下回り、縮小に向かっていることを示している。

 医療の現場はどうみるのか。グローバルヘルスケアクリニック院長の水野泰孝氏は、「7月に当院で行った検査の陽性率は20%程度だったが、8月以降の陽性者は減少している。感染者増加の中心であった都内で『夜の街』へ繰り出す若者の減少や飲食店で営業自粛が要請されたことが理由のひとつではないか」と指摘する。

 ただ、第1波を緊急事態宣言で抑え込んだが、人の移動が増えるにつれ、7月ごろから第2波が広がった。西村康稔経済再生担当相も「再拡大の可能性がある」と注意を促しており、第3波への懸念は残る。

関連ニュース