記事詳細

【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】日本メディアの異様…「首相重病説」報じて「安全保障」にはそっぽ? 周辺諸国に「攻め時」教えているようなもの (1/2ページ)

 私の妻はあまりニュースに関心のある方ではないのですが、たまに本質を突くことがあります。先週月曜(17日)、安倍晋三首相の「日帰り検診」を報じるテレビニュースを見て、次のように言いました。

 「これってさ、何か喜ぶように首相の体調不安を報じているけど、もしホントだとしたら、周りの国々に『今、ウチの国は攻め時ですよ』って教えているようなもんじゃないの?」

 普段、妻とは安全保障政策について一切話したこともないので、その唐突な疑問に驚きましたが、同じような疑問を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 まさにその日は、わが国を取り巻く安全保障上ポイントとなる日でした。中国が、沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海に設定していた禁漁期間が前日16日に終わり、中国漁船団が大量に押し寄せてくるのではないかと危惧されていたのです。

 これに合わせるかのように、東シナ海では、海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が、米海軍のミサイル駆逐艦「マスティン」と共同訓練を行っていました。さらに、沖縄南方海域では海自護衛艦「いかづち」が、米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」などの艦艇と洋上補給などの訓練を行い、翌日には、航空自衛隊と米空軍、海軍、海兵隊による大規模な共同訓練が行われました。

 防衛省・自衛隊はいずれの訓練も「特定の国を対象としたものではない」としていますが、これを額面通りに受け取る人はいないでしょう。当然、中国を念頭に置いているものと思われます。

関連ニュース