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【山口那津男 本音でズバッと】安倍首相は日程にメリハリつけて身体いたわる余裕を 合流新党は"選挙互助会”批判を免れない (1/2ページ)

 安倍晋三首相は24日、第2次安倍政権発足から連続在職日数が2799日となり、大叔父の佐藤栄作元首相の2798日を超えて、歴代最長を記録した。衆院議員や自民党総裁の任期があと1年余り残っているとはいえ、これまでの7年8カ月に心から敬意を表したい。

 気になるのは、安倍首相の体調である。17日に慶応大学病院で「日帰り検診」を受けた。6月に検診をしているが、追加検診が必要となったといわれている。潰瘍性大腸炎という持病を抱えるなか、新型コロナウイルス対応で147日間も休みなく働き、疲労がたまっていた面もあるだろう。

 これに対し、与野党議員から「もう限界だ」「早く交代すべきだ」「会見や国会もやっていないから、休む時間はたくさんあった」などと、非情な言葉や皮肉が浴びせられた。身命を賭(と)して激務に精励する首相の健康をあげつらう言動には見識を疑う。

 今、国際社会は新型コロナ対応に本来なら協調が求められるところ、ともすれば分断や隙を突く動きもみられる。リーダーシップの揺らぎを増幅させて、これに乗じる動きを招くようなことは避けなければならない。

 私は安倍首相に、これまで何度か「休めるときは、ゆっくり休んでください」と言ったことがある。しかし、首相は「そうさせていただきます」とは言ったことがない。それが、いつ何が起きるか分からない状況に備える、安倍首相の責任感なのだろう。

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