記事詳細

河野防衛相「女系天皇」容認発言への“諫言” 「難しい問題…メリハリを理解するのが『宰相の条件』」 八幡和郎氏が緊急寄稿 (2/2ページ)

 旧宮家の皇籍復帰についても、いきなり天皇にという論者は存在しない。「適切な方を皇族に復帰していただいて、その子孫を将来の皇位継承候補に」というのが大勢だから、いま国民になじみが無くてよいのである。

 また、旧宮家は遠い親戚に過ぎないと河野氏はいうが、大正天皇に4人の親王が誕生するまでは皇位継承第1候補だった。旧宮家の多くが、明治天皇や昭和天皇の女系子孫であることも無視している。

 一方、現在の内親王は、ご結婚されたときに相手の男性を皇族にするのかが、眞子さまの婚約候補者のスキャンダルとも関連して、頭の痛い問題になっている。

 悠仁さまの後というなら、愛子さまではなく、眞子さまか佳子さまの子孫になるはずで、河野氏が「愛子さまをはじめ、内親王のお子さんを、次の天皇として~」というのは原則を理解していないようだ。

 河野氏の発言は、歯切れが良くて大衆的人気は得られるのだが、難しい問題については、反対意見とのバランスをとるとか、オブラートに包まないと取り返しが付かない問題が多い。

 そのメリハリを理解するのが「宰相の条件」だという、いい薬になれば良いと思う。

関連ニュース