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内閣改造はいつ? 安倍首相「体調不安説」で、ざわつく自民 (1/2ページ)

 安倍晋三首相(自民党総裁)が内閣改造・党役員人事に踏み切る時期に注目が集まっている。今の党役員の任期が9月末に切れることを見据え、同月内に行うとの見方が強いが、具体的な日程は不透明だ。当初は「ポスト安倍」の行方と絡め、首相がどのような布陣を敷くかにも関心が集まったが、最近は新型コロナウイルス対策に継続性を持たせる意味も込め、人事を行うにしても小幅な入れ替えに終わるとの見方もある。

 首相は、平成24年12月の第2次安倍政権発足以降、閣僚と党役員を留任させた25年を除き、毎年8月以降に人事を実施してきた。昨年は9月3日の党役員会で一任を取り付け、11日に断行。今年も9月上旬に行うとの見立てがあった。

 ところが、首相が8月17日に検査などで病院に約7時間半滞在して以降、首相の健康不安説に注目が集まり、党内には先行きが読めなくなったとの声もある。

 改造後は一定の準備期間を置いて臨時国会が召集され、首相や新閣僚が所信を述べるのが通例だが、首相の体調次第では配慮も必要となる。

 9月11日には首相と二階俊博幹事長が在職日数で歴代最長となったことを合同で祝う会が予定されている。人事のタイミングは同日以降になるとみられるが、実際に行うかどうかや規模も含め、具体的な見通しは不透明だ。

 こうした状況に気をもんでいるのが当選回数が一定以上で閣僚経験のない「入閣待機組」だ。入閣を果たして知名度が上がれば選挙で有利になり、地元にも顔が立つ。例年なら各派の幹部が入閣リストを官邸に売り込む時期だが、首相の体調への配慮もあるのか、目立った動きはみられない。

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