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安倍首相「電撃辞任」の裏に何が… 病魔との戦い「悩みに悩んだ」1人で決断 (2/2ページ)

 盟友である麻生太郎副総理兼財務相も、安倍首相の健康問題を心配する声に、「首相は解散を検討しているぞ」といい体調回復を示唆していた。首相周辺も、さまざまな謀略情報が流れることに怒りを抱えながら、「内閣改造・党役員人事は少し遅れそうだが、首相はやる気だ」「東京五輪・パラリンピックも見据えて仕事をしている」と明かしていた。

 しかし、潰瘍性大腸炎は完治が難しい指定難病である。いつ症状が悪化するか分からない。

 新型コロナ禍、日本経済の再生、米中対立の激化など、日本を取り巻く環境が厳しいだけに、安倍首相は「悩みに悩んだ」「政治においては、最も重要なことは結果を出すことだ。病気と治療を抱え、体力が万全でない苦痛の中、大切な政治判断を誤る、結果を出せないことがあってはならない」と、今週24日、自分1人で決断したという。

 安倍首相は5月、夕刊フジのGW特別号の単独インタビューで、日本経済について「新型コロナ終息後、V字回復できるように全力を尽くしたい」といい、1年延期した東京五輪について「人類が新型コロナに打ち勝った証しとして大きな意義がある」「必ず成功させたい」と語っていた。

 「ポスト安倍」に託される課題は多い。

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