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“安倍後継”抗争突入!国難を乗り切れるのは誰なのか… 「9月解散」説も急浮上 識者「岸田、石破、菅の3氏には十分に資格」 (1/3ページ)

 安倍晋三首相が28日に電撃辞任を表明したことで、自民党は後継総裁をめぐる抗争状態に突入した。現時点で「ポスト安倍」には、菅義偉官房長官と、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長らを推す声が出ている。総裁選はかつて、「武器を持たない戦争」といわれ、党内各派閥が今後の人事や党資金を見据えて、激しい攻防を繰り広げてきた。次期首相には、新型コロナウイルス対応や、日本経済の立て直し、米中対立が激化するなかでの日米同盟の維持など、課題が山積している。この「国難」を乗り切れるのは一体誰なのか。永田町では、「9月解散」説も急浮上している。 

 

 自民党は、安倍首相(党総裁)の後継を選ぶ総裁選について、党員・党友らの直接投票は行わず、国会議員らの投票で決める両院議員総会で選ぶ方向。党幹部は「15日の投開票」を軸に調整している。

 「ポスト安倍」の有力3候補の中では、新型コロナ対応や外交政策などの継続性を重視して、菅氏を推す声は強い。

 政権のスポークスマンとして長期政権の屋台骨を支え、連立政権を組む公明党とのパイプも太い。二階派(志帥会、47人)率いる二階俊博幹事長との関係も良好だ。

 特定の派閥は持たず、河井克行前法相ら側近議員の不祥事も相次ぎ、周辺には「私自身は(総裁選出馬は)全く考えていない。目前の課題である新型コロナ対策に全力で取り組んでいきたい」と語っていたが、それでも党内では無派閥の支持議員が数十人いる。「令和おじさん」として「選挙の顔」への期待も大きい。

 一方、安倍首相の「意中の人」といわれてきたのが、岸田氏だ。

 岸田氏は訪問先の新潟市で、「ポスト安倍」への意欲を記者団に問われ、「次を担うべく、しっかり努力していく気持ちは変わっていない」と強調した。

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