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ポスト安倍、世論は「石破氏」だが…識者「政局に影響はないだろう」 内閣支持率は急増!そのワケは

 安倍晋三首相の辞任表明を受け、共同通信と、日経新聞・テレビ東京が緊急世論調査(29~30日)を行った。「ポスト安倍」の有力3氏の中で、人気は石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長の順番だった。安倍内閣の支持率も、両調査で50%超という大幅増となった。

 「ポスト安倍にふさわしい人」を聞いた2社の結果は別表の通り。

 共同通信でも日経新聞でも、石破氏が2位の菅氏にダブルスコア以上の差を付けている。総裁選を見据えた自民党内の情勢とは大きく違う。

 結果をどう見るか。

 政治評論家の伊藤達美氏は「石破氏は過去3回、総裁選に出馬しており、メディアへの露出の多さで知名度が高い。菅氏も官房長官として注目されてきた。こうした背景を踏まえれば当然の結果だ。あくまで一般の調査結果であり、政局に直接の影響はないだろう」と指摘した。

 確かに、報道各社の世論調査では過去、舛添要一氏や田中真紀子氏も上位となっている。

 安倍内閣の支持率上昇は注目だ。

 共同通信では56・9%で、前回調査(8月22日、23日)より20・9ポイント増、日経新聞では55%と前回調査(7月)から12ポイント上昇した。

 伊藤氏は「辞任表明の記者会見が影響しているだろう。多くの記者の質問に丁寧に応じ続け、自分の言葉で語った姿勢が好評だったのではないか。長期政権を務めあげ、内政でも外交でも功績をあげてきた感謝と慰労の意味合いもある」と分析した。

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