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【給付金むさぼる悪い奴ら】SNSで公然と詐欺への誘い… 「持続化給付金」不正受給の巧妙手口 (1/3ページ)

 新型コロナ禍を受け、経済対策として導入された持続化給付金制度。これを食い物にする悪い奴らが後を絶たない。虚偽申請で逮捕者が出ているが今後も摘発が続きそうだ。奴らの手口とその生態、新種の騙しのテクニックを『ルポ 新型コロナ詐欺』(扶桑社)の著者で、ジャーナリストの奥窪優木氏が緊急リポート。カネをかすめとるために働かせる悪知恵は想像を超えていた-。

 「GDPの4割にのぼる空前絶後の規模。世界最大級の対策により100年に一度の危機から日本経済を守り抜く」

 全都道府県で緊急事態宣言が解除となった5月25日、記者会見に臨んだ安倍晋三首相は、経済面での新型コロナウイルス対策に第1次・第2次補正を合わせ、事業規模で200兆円を超える予算案を決定することを宣言した。

 そんな経済面でのコロナ対策の目玉の1つとなっているのが、売り上げが落ち込んだ小規模事業者に最大200万円(個人事業主は100万円)を給付する持続化給付金だ。

 経済産業省によると、8月10日までの時点で約295万件の中小企業・個人事業者に対し、総額3兆8000億円が給付されている。

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