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「安倍政権の路線を継承」自民総裁選、菅氏“盤石”か 細田派・麻生派の支持で雪崩 (1/2ページ)

 自民党総裁選は、菅義偉官房長官(71、無派閥)を支持する派閥が雪崩を打ちつつある。辞任表明した安倍晋三首相(65)の出身派閥で党内最大派閥の細田派(98人)と、麻生太郎副総理兼財務相(79)率いる第2派閥の麻生派(54人)が支持方針を固め、他派も追随する流れだ。菅氏は2日に出馬表明する。岸田文雄政調会長(63、岸田派47人)と、石破茂元幹事長(63、石破派19人)は1日に正式に出馬表明した。

 「安倍政権の路線を継承する」

 菅氏は8月31日、参院自民党や竹下派(54人)にいまなお隠然たる影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長(86)と会談し、こう伝えた。菅氏は党内各派に支持を広げ、優位に立っている。

 細田派は同日夜、幹部会合を開き、菅氏への支持を確認した。麻生氏も派内に菅氏支持を徹底するよう指示を出した。出馬に意欲を見せていた同派の河野太郎防衛相(57)には出馬を控えるよう求めた。

 すでに、二階俊博幹事長(81)の率いる二階派(47人)は菅氏支持を正式決定し、石原派(11人)も菅氏支持で調整に入った。竹下派も若手に待望論のあった同派会長代行の茂木敏充外相(64)の擁立を見送り、菅氏を支持する公算が大きくなった。

 この日は、菅氏と同じ1996年衆院選で初当選した吉川貴盛前農水相(69、二階派)ら7人や、菅氏に近い無派閥有志グループ「ガネーシャの会」のメンバー十数人も、菅氏にそれぞれ出馬を要請した。

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