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【給付金むさぼる悪い奴ら】ガールズバーの女性店員が100万円受給のカラクリ 社長は手数料のピンハネ繰り返し1000万円以上ボロ儲け (2/2ページ)

 一聞すれば、従業員思いの経営者のように思えるかもしれないが、もちろんこれもれっきとした詐欺行為だ。

 しかも、前出のガールズバーの場合は一層悪質だった。アルバイトの女性が続ける。

 「申請代行手数料として20万円を微収されたのは納得できない。グループ店舗合わせたらキャストは60人近くいる。社長はなんだかんだで1000万円以上巻き上げたんじゃないでしょうか」

 クラスターの発生源となる事例が相次いでいることもあり、緊急事態宣言の解除以降も「夜の街」に客足は戻らないままである。現状が打破されなければ、首が回らなくなった事業者の間で、同様の不正が横行することも容易に想像できる。

 そこでさらに取材を進めると、同様に「夜の街」にカテゴライズされる風俗店の一部でも、持続化給付金を“多重受給”しているケースがあることが分かってきた。

 ■奥窪優木(おくくぼ・ゆうき) 1980年、愛媛県出身。上智大学経済学部卒。ニューヨーク市立大学中退後、中国に渡り、現地取材を行う。2008年に帰国後、「国家の政策や国際的事象が、末端の生活者やアングラ社会に与える影響」をテーマに取材活動。16年、『週刊SPA!』で問題提起した「外国人による公的医療保険の悪用問題」は国会でも議論され、健康保険法等の改正につながった。著書に『中国「猛毒食品」に殺される』(扶桑社)など。最新作『ルポ 新型コロナ詐欺』(同、写真)が早くも話題。

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