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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】安倍首相、最大の功績は「外交・安全保障」 次の総理にも「国益」を最優先できる人を (2/2ページ)

 トランプ氏は、中国に関税を課す前などには、安倍首相に相談したとされており、厚い信頼を寄せていた数少ない人物でもある。「自由主義のキーマン」でもあった安倍首相は、今後も国会議員として活躍し続ける。ぜひ、次期首相の良きアドバイザーとなってもらいたい。

 一方で、次期首相には、強い信念を持ってほしい。チャンスが来たから立候補するような人物ではなく、「強い日本をつくり、国益を最優先に考える」人物が就任しなければダメだ。迫力があり、リーダーシップのある人物でなければならない。新型コロナウイルスの影響で世界経済は危機的状況だけに、経済にも強くなければ政権が長続きしない。

 日本の国益を考えたときに、優先的課題となるのは憲法改正だ。

 一部野党は「安倍政権下では憲法改正の議論はしない」と、うそぶいていた。国会には憲法審査会が設置されている。安倍首相が辞任する以上、議論を再開させる責任があるはずだ。どうか国益を考えて、真剣に取り組んでもらいたい。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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