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【室谷克実 新・悪韓論】“英雄なき国”の哀れさなのか…韓国大学生の3割が「テロリスト」を尊敬? 改めて史実を見れば (1/2ページ)

 韓国の大学生が尊敬する歴史上の人物は-。アンケートの結果を見ると、上位10人の中に、日本の初代内閣総理大臣、伊藤博文を暗殺した安重根(アン・ジュングン)、上海臨時政府の首班でありテロリストの頭目だった金九(キム・グ)、上海爆弾テロ事件の実行犯である尹奉吉(ユン・ボンギル)の3人が入っている。3人の合計シェアは29・3%に達する。

 韓国では、彼らの行為を「義挙」などと言い、「テロ」とは呼んでいない。だが、どういう行為をしたかを見れば、それは日本語では「テロ」であり、3人は「テロリスト」だ。大学生の3割がテロリストを尊敬する国とは、「恐ろしい国」だ。

 調査は、就職情報サイト2社が今年8月16日、大学生2070人を対象に実施した(=朝鮮日報9月6日に記事掲載)。

 それによると1位は、柳寛順(ユ・グァンスン)で30・9%を占めた。柳寛順とは3・1独立運動に参加した女子大生で、逮捕されて獄死した。「韓国のジャンヌダルク」と呼ばれるが、何らかの功績が記録されているわけではない。韓国では、「日帝による拷問死」と信じられているが、韓国人の研究家は「柳寛順への盲目的な思い込みから、こうしたいい加減な事実が広まり…」(中央日報2年2月26日)と述べている。

 「日帝に惨殺された悲劇の英雄」がいてほしいという国民的需要の結果なのだろう。

 2位は安重根(15・5%)、3位は金九(9・8%)、5位は尹奉吉(4・9%)。全体では、独立運動の関連者が70・6%を占めた。

 これは調査が、「反日の日」である光復節(8月15日)の翌日に行われたことも少なからず影響しているのだろう。

 日本で同じようなアンケートを取れば、必ず上位に出てくる織田信長、徳川家康、坂本龍馬、勝海舟といったタイプの「国の功労者」が、韓国の大学生アンケートの結果には出てこない。

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