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「現場を見た人々は失神した」金正恩、北部国境で軍人虐殺との情報 (1/2ページ)

 北朝鮮の北部国境地帯で、新型コロナウイルス対策の落ち度を指摘された複数の軍人らが、公開処刑により「大虐殺された」と韓国紙・東亜日報記者のチュ・ソンハ氏が自身のブログとユーチューブ・チャンネルで伝えている。

 チュ氏によれば、事件は8月、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の穏城(オンソン)郡で起きた。国境の川を渡って中国へ脱北した地域住民が、再び故郷に戻り逮捕された。金正恩党委員長は、新型コロナの流入を防ぐために国境を徹底的に封鎖するよう厳命しているが、それが出来ていないことが発覚してしまったのだ。

 報告を受けた金正恩氏は激怒。防疫ルールを遵守しない現象については、容赦なく銃殺、無期懲役で処罰しろと命じたという。

 その結果、件の脱北者が越境した地点を受け持っていた国境警備隊の中隊長、政治指導員、責任保衛指導員、軍保衛部封鎖部長、軍機動巡察隊長、そして脱北者本人が所属する職場の党委員長と支配人が処刑され、家族は追放されたという。さらに、チュ氏は次のように説明する。

 「そして彼らの処刑場面を、当該地域の幹部たちに参観させた。どれほど残忍に処刑されたのか、参観者の中からは気絶する人、失禁する人が続出した。北朝鮮でよく行われる、数百発の銃弾を浴びせ、人間の原型すらとどめないやり方だったのだろう」

デイリーNKジャパン

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