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「現場を見た人々は失神した」金正恩、北部国境で軍人虐殺との情報 (2/2ページ)

 (参考記事:女性芸能人たちを「失禁」させた金正恩氏の残酷ショー

 穏城(オンソン)での脱北者の一件については、チュ氏だけでなく米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)も伝えている。現地の住民がRFAに伝えたところでは、この脱北者は道内の清津(チョンジン)出身で、7月中旬に穏城と中国・吉林省の間を流れる豆満江を渡って自宅に戻り、10日あまり経ってから咸鏡北道保衛局(秘密警察)に自首したという。既に取り調べは終了し、現在は新型コロナウイルスに感染した疑いがあるとして隔離されている。

 チュ氏の話とは微妙なズレがあるが、口コミでしか取材できないことを考えれば誤差の範囲内だろう。そしてRFAも、この脱北者が川を渡るときに何ら制止を受けなかったことが大問題になったとしている。

 さらに、事件が金正恩氏に報告されたとしている点でも、チュ氏の情報と共通している。RFAは続けて、国境警備隊27旅団271連隊1大隊所属の1個中隊が解散させられ、中隊長をはじめ中隊の指揮官らには、戦闘警備勤務怠慢罪で10年以上の教化刑、つまり懲役刑が下されたと報じた。さらに、事情を全く知らない家族までもが、突如として車に乗せられ教化所(刑務所)送りになったと伝えた。

 ただしRFAは、公開処刑の件には言及していない。仮に、チュ氏が伝えた大々的な公開処刑が事実なら、時間を経て続報がもたらされるかもしれない。

デイリーNKジャパン

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