記事詳細

【日本の元気 山根一眞】日系旅行会社が奮闘! アマゾンの「バーチャルツアー」人気 (1/3ページ)

 新型コロナウイルスの感染者数が世界で3番目に多いブラジル。今年は久々にアマゾンに行きたいと思っていただけに現地の状況が気になっていた。そんな矢先、アマゾンの中心に位置するアマゾナス州(日本の面積の約4・2倍)の州都、マナウス市で日系旅行会社(ATSツール)を経営する友人、島準さんから「バーチャルライブツアーを行うので意見を寄せてほしい」というメールが届いた。

 同州のコロナ死者数は1日あたり9人とだいぶ減ってはいるものの(9月4日)、日本からの旅行者を多く受け入れていたATSは開店休業状態。そこで島さんは、Zoomを使ったバーチャルライブツアーを商品化したいというのだ。

 コロナ禍で世界各国でバーチャルツアーが盛んになっているが、多くは録画した動画の配信だ。しかし島さんはあくまでもライブ配信を目指すと言う。

 そりゃ、無理だろう、と最初は思った。アマゾンで書いた原稿を日本に送るのにとんでもない苦労をしたからだ。80年代、郵便局で、原稿を日本にファクス送信したいと依頼したところ、「なぜ電話線の中に書類が通るんだ?」と質問された。やむなくホテルのロビーで日本への帰国者をつかまえ、出版社あての原稿を託したこともあった。90年代には大型の衛星電話を持参し、何とか日本とコンタクトした。そんなアマゾンからのライブ配信というのだから、「隔世の感」どころではなかった。

関連ニュース