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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】コロナ禍の医療業界 医療も経済活動もどちらも大切 (2/2ページ)

 その一つの例が、今年の夏のボーナスをめぐって問題になった東京女子医大だよ。コロナの対応に追われる中、職員たちに夏のボーナスは全額カットだと通知したとしてニュースになり、批判を集めた。結局は支払われるようになり、和解したようだけどね。

 規模や設立経緯にもよるけど、病院のトップというのもさまざまでね。上場株式会社みたいに図体が大きいサラリーマン体質でリストラも辞さないという人もいれば、「うちの病院で働いてきた人たちを路頭に迷わすわけにはいかん」と私財を投げうってでも立て直そうとする人もいる。

 「Go Toトラベル」が発表された当初、「そんなことよりも医療業界を助けてやれ」という声が多かった。医者の側からみれば、確かにその通りだ。何よりも人命優先だからね。

 でも一方で、コロナ不況を何とかしてくれないとどうにもならないという人たちもいる。医療も経済活動もどちらも大切。だからこそ、きめ細やかな支援が求められるんだよね。

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。「大炎上」(扶桑社新書)、「全身美容外科医」(講談社+α新書)など著書多数。

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