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【日本復喝!】中国の“静かなる侵略”で試される菅新政権 日本の法執行に汚点を残し、尖閣周辺への公船侵入を加速させたのは旧民主党・菅直人政権 (1/3ページ)

 菅義偉官房長官が自民党総裁選で勝利し、16日の首相指名を受けて新政権を発足させる。

 最初に直面するとみられるのが、中国によるあの手この手の揺さぶりだ。発足間もない新政権の出方をみるのは、外交的にも軍事的にも、国際社会の常識である。

 分かりやすいところで言えば沖縄県・尖閣諸島への挑発だ。

 8月の漁解禁以降、中国漁船団の襲来が予想されていた。現在は鳴りを潜めているが、いつまた当局の指示で、大挙して押し寄せてくるか分からない。漁船団は常に当局の管理下にある。

 中国公船が、漁船団を伴って尖閣諸島の領有権をアピールする古典的な手法はいまなお健在とみられる。漁船には、人民解放軍に訓練された武装漁民(海上民兵)が乗っていると見た方がよい。これは防衛省関係の各種報告書でも明らかである。

 厄介なのは、海上保安庁の取り締まりに、重大な安全上の懸念が生じるということだ。巡視船が領海侵犯などの違法行為を取り締まるために拿捕(だほ)しても、海上民兵である武装漁民が武器で抵抗したら、海保取締官の身に危険が及ぶことも十分に想定されるからだ。

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