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「飲み会で政策批判」金正恩氏、エリート経済官僚5人を処刑 (2/3ページ)

 副部長は、その話を「最近の個別党員の党思想動向報告」にまとめ、党組織指導部に提出した。報告は金与正(キム・ヨジョン)第1副部長のもとにも届いた。

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 そして7月末のある朝のこと。何も知らずに5人はいつものように経済部に出勤した。午前8時からの読報(労働新聞を読む会)を終え、8時半の朝礼の時間となったところに、国家保衛省(秘密警察)の要員がなだれ込んできて、5人を逮捕した。

 独房に入れられた5人は、取り調べで自白させられた。具体的にどのような暴力を振るわれたのかについて、情報筋は言及していないが、北朝鮮での取り調べで拷問は当たり前のように行われている。

 (参考記事:手錠をはめた女性の口にボロ布を詰め…金正恩「拷問部隊」の鬼畜行為

 報告を受けた金正恩党委員長は、「陽奉陰違(面従腹背)する者は3代まで滅ぼしてもよい」との指示を下した。そして7月30日、5人全員が室内で非公開処刑された。5人の家族は、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の耀徳(ヨドク)にある15号管理所に送られた。

 (参考記事:北朝鮮の秘密警察に「ハンマーで処刑」された女性経営者の罪状

 当局は厳しくかん口令を敷き、事件が表沙汰になることはなかった。ところが、司法・公安機関を統括するために新設された党の組織行政部が、国家保衛省に対する締め付けを強化したころから、この話が漏れ伝わりだした。内部ではこのような話が交わされた。

 「経済イルクン(幹部)を処刑した後で開かれた党の総会で、彼らの言ったとおり経済事業の欠陥を認めたではないか」

デイリーNKジャパン

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