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【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】尖閣沖中国漁船衝突事件、中国人船長釈放した“旧民主党の大罪” 「反撃しない」日本の前例つくる (2/2ページ)

 菅氏が言うように、これが法令に基づいての処置なら、それは日本国の法律が結果的に日本国の存立に有害であるということです。早急に法律を改めることこそ立法府の役目であり、メディアがそれを指摘しないのは仕事の放棄でしょう。今回、産経以外のメディアが無視しているのは、不思議でなりません。

 9日には、米シンクタンク「CSIS(戦略国際問題研究所)」主催のオンライン形式の講演会で、河野太郎防衛相が講演しました。この件、国内メディアは「衆院解散が10月におそらく行われると思う」という発言ばかり報じていましたが、真に重要なのは、尖閣防衛についての発言だと私は思うのです。

 河野氏は、司会者から、尖閣諸島をめぐり、日本は中国との戦争を辞さないかと問われ、「国土の1センチであれ守る用意があり、日米両政府は同盟に基づいて、尖閣諸島のために、武力の行使も辞さない。何もしなければ、国際社会が見逃した、もう1つの南シナ海になりかねない」と述べています。

 主権国家の防衛を所管する閣僚として当然の発言です。これが中国への牽制(けんせい)であることも当然ですが、10年たっても、こうした発言をしなければならない点を見ても、誤ったメッセージを正すことが、いかに難しいかを実感します。

 ■飯田浩司(いいだ・こうじ) 1981年、神奈川県生まれ。2004年、横浜国立大学卒業後、ニッポン放送にアナウンサーとして入社。ニュース番組のパーソナリティーとして、政治・経済から国際問題まで取材する。現在、「飯田浩司のOK!COZY UP!」(月~金曜朝6-8時)を担当。趣味は野球観戦(阪神ファン)、鉄道・飛行機鑑賞、競馬、読書など。

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