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農作物“大量窃盗”の闇 つるの剛士も被害 専門家「『引き売り』に紛れて流通も」 (1/2ページ)

 子豚や子牛など家畜の大量窃盗が相次いだが、今度はナシやブドウといった農作物が各地で盗まれる被害が出ている。犯人像をめぐっては、ネット上で場外戦も繰り広げられる場面もあったが、盗まれた作物はどこへ消えたのか。

 埼玉県神川町の農家4軒で8月25日~9月9日、旬を迎えたナシの品種「豊水(ほうすい)」を中心に、「新高(にいたか)」「あきづき」といった品種が計約3・3トン盗まれた。同県上里町では9月上旬、1軒で豊水などが1トン前後盗まれ、別の1軒でも0・3トンほどが木からもぎ取られ、放置されていた。県の担当者は「天候不順の中、ようやく収穫を迎える直前の被害で農家の落胆は大きい」と憤る。

 群馬県高崎市の農園では8月末にブドウの高級品種「シャインマスカット」が約100房、梨が100キロ以上盗まれた。

 長野県では、須坂市の畑でシャインマスカット22房と巨峰9房(時価計約4万2000円相当)を盗んだとして新潟県の無職男(68)が逮捕された。同県中野市内でシャインマスカット5房を盗んだとしてベトナム国籍の農業実習生も逮捕された。

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