記事詳細

「ノーベル賞」賞金増額へ 財政状況「著しく安定」

 来月5日に受賞者発表が始まる今年のノーベル各賞の賞金額について、運営団体「ノーベル財団」は24日、昨年比で100万スウェーデンクローナ(約1160万円)増額し、1000万クローナ(約1億1600万円)にすると発表した。財団運営コストの削減に加え、財政状況が「これまでと比べて著しく安定」していることを理由に挙げた。

 財団は、ダイナマイトの発明で巨額の富を築いたスウェーデンの化学者アルフレド・ノーベルの遺産を運用し賞金などを賄っている。

 米情報会社クラリベイト・アナリティクスは、ノーベル賞を受賞する可能性が高い24人の研究者を発表。日本人は、がん治療の個別化に関し先駆的な研究をした中村祐輔東京大名誉教授と、分子の部品が自然と集まって複雑な構造をつくる「自己組織化」の研究で業績を上げた藤田誠東大卓越教授の2人が選ばれた。