記事詳細

【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】河野太郎氏に注目!はっきり「ヤメロ」と言える次期首相候補 岸田・石破両氏には期待できない“物言い” (1/2ページ)

 菅義偉内閣の中で、私が最も注目しているのは河野太郎行政改革担当相だ。衆参両院本会議場の閣僚席(ひな壇)も、序列2位の席に決まった。菅首相の期待の大きさが現れていると思う。

 河野氏を一押しする理由の1つが英語力の高さだ。発音はネーティブ級で完璧だと思う。これだけ流暢(りゅうちょう)な英語を話す日本の政治家は、数えるほどしかいないだろう。

 日本人に多くみられるのは、英語がうまければうまいほど、生意気になるということだ。日本語なら回りくどく、玉虫色の表現ができるが、英語になると表現方法が少ないこともあって、その人の“正体”が暴かれるのだ。

 ただ、河野氏はもともと、はっきりともの申すタイプだ。外国の要人が、会談をして大きなギャップを感じることはない。それはすでに外相として能力を発揮した通りだ。

 外相だった2019年7月、南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使と面会した際、メディアの前で通訳の言葉を遮り、「ちょっと待ってください! 韓国側の提案は全く受け入れられるものでない!」「極めて無礼でございます!」と身を乗り出して抗議したことは今でもはっきりと覚えている。このように物事をはっきりといえる政治家が、今の日本には必要だと思う。

 河野氏は、首相官邸で行われている新閣僚の就任会見にも、「こんなものさっさとやめればいい」と言い切っていた。指摘通り、新閣僚が順番に会見をするのは前例主義であり、各省でそれぞれ行えば、国民にもいち早く第一声を伝えることができる。

関連ニュース