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秋葉原の「キャッチ」が自粛後に過激化 近隣から苦情発生 (3/3ページ)

 こんなことを猫なで声で突然言われたのだから、呆気にとられるしかなかった。自称女子大生で、コロナの影響で仕事がなく、感染は怖いが頑張っていると言う。また、しきりにサービスをする、と強調する。どんなサービスなのだと問えば「癒してあげる」とのこと。手を引っ張られた瞬間に思わず、条例違反ですけど話を聞かせて、と声をかけると……。

 「あ、警察かマスコミの人? 邪魔だから来ないでね」

 こういってにこやかな笑顔を作り、足早に路地裏に消えていくのであった。本城さんが続ける。

 「彼女たちにも生活があるのはわかるけど、どんどんエスカレートしてるよ。映画やドラマで出てくる、東南アジアの夜の歓楽街があるじゃない? あれと一緒。コロナの前より客引きの女の子が多いんじゃないか、とも商店街の人と話しているよ」(本城さん)

 不景気になったら街が賑やかになるという皮肉。生きるためには、なりふりかまっていられない、というのも理解はできる。ただ、このまま行為がエスカレートすれば、悲惨な事件が起きるのも必至。いくら当局が締めつけても、報道が取り上げても、彼女たちはまた帰ってきた。排除するだけではない、もっと本質的な部分にある問題を捉えないと、彼女たちも、住民や街の不安も消えることはない。

NEWSポストセブン

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