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共産、新立民に急接近…共闘へ野党連合政権の合意迫る (2/2ページ)

 枝野氏は衆院選の各選挙区で、与野党一騎打ちの構図に持ち込みたい考えだ。合流で立民の衆院勢力は107議席となったが、立民関係者は共産との選挙区調整などが実現すれば「150議席も現実味を帯びる」とそろばんを弾く。

 共産との共闘は立民の弱点である組織力も補完する。合流で手に入れた旧国民の地方組織に、全国の市町村に広がる共産の組織力が加われば、議席の上積みも期待できる。

 ただ、立民と共産の接近に神経をとがらせるのが連合だ。神津里季生会長は17日の会見で「政権を共にすることはあり得ない」とくぎを刺した。連合は労働運動をめぐり共産と歴史的に敵対してきた経緯がある。

 共産はかつて旧民進党などにも選挙協力の条件として「国民連合政府」を提案したが、旧民進は有権者の共産アレルギーや連合の反発から受け入れなかった。

 そもそも、立民と共産は日米同盟や皇室制度など基本政策が根本的に異なっており、連合幹部は「共産にこびを売る立民に政権交代できるはずがない」と不快感を示した。(産経新聞)

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