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【喝!日本】気になる特捜検察の動向 「IR汚職」「公選法違反」事件捜査で多くの疑惑情報つかみ…戦々恐々としている国会議員いるのでは? (1/3ページ)

 菅義偉政権が発足した。新型コロナウイルス対策で、メディアに露出していた加藤勝信前厚労相を「内閣の要」である官房長官に、将来性を嘱望される河野太郎前防衛相を行政改革担当相に抜擢(ばってき)した。携帯電話の料金値下げなどの新政策を打ち出すなど、「国民のために働く内閣」を強調し、支持率は上昇している。

 国民からの期待感が強く順風満帆な船出だが、気になるのは、特捜検察の動向だ。

 特捜検察は、安倍晋三政権時代から「政治と利権」「政治とカネ」が焦点となる事件を継続して捜査しており、古参の永田町関係者の間からは「東京地検特捜部の動向が気になる。これまでの捜査から多くの疑惑情報と物証をつかんでいるといわれていて、政権が変わったとしても、戦々恐々としている国会議員もいるのでは…」という声が聞こえてくるのだ。

 その1つが、日本でのカジノを中心とする総合型リゾート施設(IR)事業への参入をめぐり、衆院議員の秋元司被告(48)が中国企業側から賄賂を受け取ったとされる「IR汚職事件」だ。

 秋元被告は、収賄罪を全面的に否認しているが、保釈中に経営コンサルタント会社の代表らを通じるなどして中国企業側に裁判での偽証を働きかけ、見返りに現金を渡そうとした組織犯罪処罰法違反の疑いで、東京地検特捜部に再逮捕されている。汚職事件で起訴された国会議員が、贈賄側に偽証を持ちかけた疑いで再逮捕されるというのは前代未聞だ。

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