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コロナで窮した地下アイドル「接触仕事に舞い戻り」と嘆息 (2/3ページ)

 月の収入は、アイドル活動で月に15万円ほど。有料チャットサイト出演による収益化の目処も立ち、ファミレスのアルバイトをやめても生計が成り立ちそうだと考えていたのは今年2月。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全てが白紙になった。

 「感染しないように接触を避ける、って日常になったでしょ? でもうちらの場合は、接触でお金を稼ぐしかないよね。貧乏だったらその分多く接触しなきゃ。アイドルになるまでは、そうやって稼いでいた。でも、『地下』がつくけど、一応アイドルになって、これで接触しなくていんだって思った。本音では嫌だったから。でも、アイドルの仕事がなくなって、また接触しなきゃって」(丸山さん)

 人間関係に疲れ、大学を辞めて途方にくれた丸山さんが、絶望の中でとにかく食べるために始めたのが「接触」を伴う仕事だった。資格や能力がなくても、接触さえしていれば金が稼げる。「女性」であることを切り売りするようなことはしたくなかったが、いずれ「接触」を卒業できる日を夢想しながら新宿のセクシーキャバクラや都内の風俗店で働いた。そして昨年末、知人の紹介で芸能プロダクションに所属。いわゆる「地下アイドル」としてデビューにこぎ着けたのだった。

 「アイドルになって、やっと人並みと思ってた。でもコロナになって、リモートチャットでイベントやったりするんだけど、全然参加してくれないし、お金にもならなかったよね。結局、握手とかハグしてないとダメかーって感じ」(丸山さん)

 金銭的に追い詰められ、かつて働いていたキャバクラ店経営者のツテを辿り、秋葉原のリフレ店で働くことになった丸山さん。秋葉原には今、丸山さんと同じような理由で、キャバクラやガールズバー、リフレ店で働き始める、もしくは舞い戻った女性が少なくないという。

NEWSポストセブン

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