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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】ロシアとイギリスの予測不能な経済状況 (1/3ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 前にこの連載でもご説明しましたが、私たちロシア、日本、イギリスの音楽仲間は、同じ音楽制作ソフトとデータ共有ファイルを使い、SNSでチャットしながら国をまたいでの音楽制作を行っています。

 コロナ禍になってから、お互いの国の状況を話し合うことが増えてきましたので、今回はその会話の中からロシアとイギリスの現状の一端をお伝えいたします。

 初めにロンドン在住のデビッドが説明し始めました。

 「実は数カ月前の僕はかなりやばい状況だったんだ。そのころ僕の作曲した曲があるアーティストに納品されたところだったんだけど、中に入っているイギリスの音楽出版社が突然連絡してきて、ヨーロッパのリゾートイベントなどに投資していた共同経営者が、コロナのせいで一夜にして破産寸前になったとかで、もらえるはずの報酬の支払日が未定になったんだ」

 「確かにロックダウン中は政府が一時休職制度を設けて、従業員の賃金の最大80%を企業に支払うことで倒産を回避させるようにしたけど、僕らのような小規模自営業者がこの支援制度を受けられるかどうか、数カ月間は不透明だったんだ。でも最終的には5000ポンド(約68万円)の申請が下りて、今は何とか息をつくことができたよ」

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