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「親台湾派」岸防衛相の論文、専門家はどう見た? 識者「中国封じ込めへ日米台での安全保障の枠組みを」 (1/2ページ)

 岸信夫防衛相が、月刊誌「正論」1月号増刊「台湾危機」に寄せた論文が話題になっている。安倍晋三前首相の実弟であり、政界有数の「親台湾派」で知られる岸氏が、日本と台湾の外交・安全保障も含めた連携強化について、大胆に吐露しているのだ。「安倍路線を継承する」という菅義偉政権の外交戦略にも影響するのか。

 「日本と台湾の関係はこれからもさらに深くなっていく」「台湾は地理的にも近いパートナーとして、良好な関係を今後も維持発展させていくことがきわめて重要」

 岸氏は「日米台の安保対話を」とのタイトルが付いた、7ページにわたる寄稿文の冒頭、こう記していた。「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」の会長と、衆院議員という立場を明記していた。

 注目すべきは、中国が「確信的利益」とする台湾にプレッシャーを向けている現状を受けて、岸氏が「台湾をそのままにしておいていいわけではありません」「日本としては、台湾が活動できる空間をしっかり確保してくことが大切」と明記している点だ。

 具体的には、WHO(世界保健機関)や、ICAO(国際民間航空機関)への台湾加盟に向けた積極的支援を打ち出していた。

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