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コロナ禍で受験に大異変 オンライン入試導入も不正懸念、志望者激減の学校も 専門家「近所の学校や有名校に偏る恐れ」 (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの影響で、中学や大学の受験に異変が生じている。感染防止の観点でオンライン入試の導入を検討する学校もあるが、不正の懸念は残る。一方、コロナ禍の直撃で志望者の激減に見舞われる学校もあるという。専門家は「地元の学校や有名校に人気が集まりそうだ」と指摘する。

 東京の名門私立、開成高では、合格者と違う人物が通学する「なりすまし登校」が発覚したが、今年度の首都圏の中学入試では、オンライン入試導入をめぐり見解が割れている。不正の懸念が払拭できないことが大きな理由だ。

 東京私立中学高等学校協会は9月、オンライン入試の自粛を求める指針を決めた。このためオンライン入試導入の方針を発表していた青陵中(東京都品川区)では、学校側が用意した会場に受験生を集め、タブレットを用いた試験を行う方針に転換した。埼玉県でもオンライン試験中止の指針が出されたが、千葉県と神奈川県では各校の判断に任せるとしている。

 大学入試では総合型選抜や学校推薦型選抜(それぞれAO入試と推薦入試から改称)でオンライン面接を活用する動きもあるが、募集要項に「通信不良となった際には試験を打ち切る」と記載していた学校があり、物議を醸した。文部科学省は、通信に不具合が生じたら受験生と個別に連絡を取るよう要請。試験時間の繰り下げや予備日を設定するなどの対策を示した。

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