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【日本の元気 山根一眞】若々しい笑顔の秘密は豊かな“地域資源” (1/2ページ)

 「ポストコロナ」は地方の時代と言われているが、それはそれぞれの地域が特徴ある資源をいかに魅力あるものに育てるかにかかっている。…と、思いつつ、久々に福井県若狭町を訪ねたところ、地域資源のうれしくなる「凱歌」に接した。

 新型コロナウイルス感染症のため、福井県は数カ月にわたり他県との往来の自粛要請が続いていたが、やっと解除された。そこで私は、特別館長をつとめる若狭町の「年縞博物館」に3カ月ぶりに出勤した。そして久々に昵懇(じっこん)の若狭町の森下裕町長を訪ねたところ、森下町長が「すばらしいニュースがある」と偶然、来庁が重なった地元企業家を紹介された。

 「エコファームみかた」(若狭町鳥浜)の新屋明さん(50)が手にしていたのは、フランス語で書かれた表彰状だった。フランスでは5指に入るというワインコンクールの「フェミナリーズ世界ワインコンテスト」(2007年創設)で、新屋さんが興した企業が製造している梅酒「BENICHU。20」が金賞を受賞、その報告で来庁されたのだ。

 これは女性が選ぶワインコンテストで、審査員には日本人も含まれる。しかし、今年は新型コロナのため日本人審査員は渡欧できず、審査員は欧州中心の女性のワイン専門家、約500人だった。

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