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中国の違法な遠洋漁業に米当局が警告 新たな対立の火種に (1/2ページ)

 世界各国の海域における、中国の大規模な遠洋漁業船団による違法操業が国際問題化している。米沿岸警備隊の最高責任者であるカール・シュルツ長官は9月下旬、米ワシントンDCで行われた漁業問題に関する国際的なシンポジウムで、中国は最悪な違法操業国であると名指しで批判したうえで、米沿岸警備隊は中国の脅威を取り除く用意があると事実上の中国船取り締まり宣言を行っていたことが分かった。政府系報道機関「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」が報じた。

 シュルツ氏はシンポジウムで、違法操業は世界の海上安全保障における最も重要な優先事項として、麻薬対策と海賊対策の上位に来ている位置づけ。安定した資源を保護するホスト国を脅かす行為であり、国際的な食糧安全保障の大きな脅威となっていると指摘した。

 具体的な違法操業の例としては、エクアドル近海のガラパゴス海洋保護区で最近、米国の沿岸警備隊の南部司令部の艦船が違法操業をしている数百隻の中国漁船団を発見、エクアドル当局と拿捕を行ったケースを挙げた。漁船団は中国で貴重な食材であるフカヒレのために何千匹ものサメを捕獲していたほか、大量のイカ漁を行っていたという。

NEWSポストセブン

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