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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び》立皇嗣の礼挙行、締めくくりに向けて (1/2ページ)

 秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」となられたことを内外に示す国事行為「立皇嗣(りっこうし)の礼」が来月8日に行われることが決まった。

 新型コロナウイルスの影響で、当初日程として閣議決定されていた4月19日の直前に政府が延期を発表してから、すでに半年が経過。決定を受け、宮内庁など関係機関は参列者や式次第の確認など準備を本格化させており、一連の代替わり関連儀式・行事の締めくくりとして、厳粛に執り行われる。

 「これで、やるべきことが明確に見えた」。決定を受けたある政府関係者の言葉に、強く共感した。今年の2月下旬以降、感染拡大を受けてさまざまな皇室関連行事が延期や中止となり、立皇嗣の礼も実施時期が未定のまま延期となっていた。一連の代替わりに関連する報道の「節目」をどこに定めたらいいのか-。取材をする方も、少しもやもやとした状態が続いていた。

 この間、政府や自治体は感染者数や医療の逼迫(ひっぱく)状況を注視しながら、外出自粛要請や緊急事態宣言などの感染拡大防止策を打ち出してきた。そうした中で、医療関係者の努力や、「新しい生活様式」が徐々に浸透してきたことなどで、感染拡大のペースが鈍化。これを受け、政府は夏以降、「Go To トラベル」など社会・経済活動の再開に向けてかじを切った。

 それでも、日々めまぐるしく変化する情勢の中で、「皇室の慶事」である立皇嗣の礼を、国民の祝意の中で執り行うことができるか、という判断は関係者にとってなかなか難しかったように思う。