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北関東の家畜・果物盗難事件、ベトナム人グループが宅配で販売か 識者「氷山の一角。背後に日本人の可能性も」 (1/2ページ)

 今年夏から秋にかけ北関東を中心に家畜や果物が相次いで盗まれた事件で、群馬県太田市に住むベトナム人のグループが関与した疑いがあることが分かった。群馬県警は入管難民法違反の容疑で中心メンバーとみられる男2人と、その場にいた男女11人を逮捕した。盗んだ肉や果物を販売していたとみて全容解明を急ぐが、事件は「氷山の一角」との指摘もある。

 逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍の自称カラオケ店経営、レ・ティ・トゥアン(39)、無職のヴー・ホアイ・ナム(35)の2容疑者ら20代から30代の計13人。うち数人が窃盗に関与したとみられる。

 同市内の貸家2棟の家宅捜索では頭を落とした状態の冷凍鶏肉約30羽分が床下の冷凍庫などから見つかったほか、モデルガンや金属バット、模造刀が押収された。

 SNSでは豚肉や果物を売ると宣伝するベトナム語の投稿があり、その後削除されたが、画像分析などからベトナム人グループの関与が浮上。8月中旬に伊勢崎市のベトナム料理店に出入りしていた軽乗用車に男女2人が乗り、宅配便の荷物などを扱う県内の配送センターに肉や果実の入った段ボールを持ち込む様子が確認された。

 配送センターには、ベトナム人グループが果物や肉を複数回送った記録が残っていたほか、埼玉県北部のナシ畑を夜間に徘徊(はいかい)する行動も判明した。

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