記事詳細

【歳川隆雄 永田町・霞が関インサイド】二階派が党内各組織を席巻! 香港の金融機能の日本誘致「大阪・福岡・マカオ三角構想」 (1/2ページ)

 自民党の二階俊博幹事長率いる志帥会(二階派)が権勢を誇っている。菅義偉首相(党総裁)誕生の「最大の功労者」を自負する二階氏には、「菅・二階連立政権」との思いがあるはずだ。その自負は、自民党役員人事に端的に表れている。

 最側近の林幹雄幹事長代理(兼選対委員長代理)、山口壮筆頭副幹事長、江崎鐵磨総務会長代理、片山さつき総務会長代理、吉川貴盛選対委員長代行、桜田義孝組織運動本部長代理、福井照経理局長、小泉龍司国際局長-。

 二階氏を頂点に、党内各組織の要路を席巻している。まさに二階派オンパレードである。

 安倍晋三前首相出身の最大派閥・清和会(細田派)、第2派閥の志公会(麻生派)、第3派閥の平成研究会(竹下派)から「やり過ぎだ」との声が上がる。政治家は「嫉妬の海」に浸かっている。一朝、菅政権有事のときは、不満分子は牙を向けかねないほど怨嗟(えんさ)の声は大きい。

 そうした中で、二階派は水面下で、何と外交・金融政策に関わる動きを見せている。

 6月17日、「日本・マカオ大湾区(ベイエリア)友好議員連盟」が発足した。会長・河村建夫元官房長官、副会長・伊東良孝前農水副大臣、事務局長・大岡敏孝元財務大臣政務官、事務局長代理・宮内秀樹農水副大臣、最高顧問・二階氏、特別顧問・片山氏。これまた「オール二階派」である。

関連ニュース