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【不肖・宮嶋 コラコラ記】米大統領選から日本人が学ぶべきこと 想像もつかない弱肉強食の世界…いったん敗北を認めたら終わり、謝罪したら取り返しつかない事態に (2/2ページ)

 ほれから、トランプ大統領は往生際悪いやの、潔くないやの、(大阪都構想に2度も反対され、政界から引退を表明した)松井一郎大阪市長と比べてどないする? 日本人の尺度で計って慎み深いも奥ゆかしいも、アメリカでは弱気ととられるんや。国際社会では声が大きい方が強いヤツ、正しいヤツととられるんや。せやから、アメリカじゃ交通事故起こしたって、自分からは絶対に謝らんというで。謝罪イコール、自分の非を認めた、イコール賠償金を分捕られるんや。

 トランプ大統領はあれほど内政外交で強引な政策をゴリ押ししてきたんや。今度は自分が被告席に座らされるかもしれんのである。そりゃあ悪あがきもするやろ。アメリカの政界も財界も、日本人には想像もつかん弱肉強食の世界や。アメリカのフリ見てわがフリ直せやないけど、日本人も省みるときやで。

 今回のアメリカの大統領選の混乱でわれら日本人が得た教訓は「いったん敗北を認めたら終わり」やというこっちゃ。ましてや謝ろうもんなら、もう取り返しがつかんで。ありもしない「南京大虐殺」、居りもしない「日本軍により強制連行された従軍慰安婦」…これみーんな、日本人がやってもいないことに「ゴメン」と一度頭を下げたために、そのツケを子孫何代にわたって払わされ続けるんや。

 ■宮嶋茂樹(みやじま・しげき) 報道カメラマン。1961年、兵庫県明石市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、「フライデー」専属カメラマンをへて、フリーになり、数々のスクープ写真を撮影。世界の戦場でも取材を行う。

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