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【親も知らない今どき入試】「合格実績が伸びている中高一貫校ランク」都市大等々力がトップ 共学化で躍進、本年度入試は地元志向で「東大」「京大」が穴場化 (2/2ページ)

 2位は昨年トップだった広尾学園。今年も東大3人、京大1人、早慶上理201人、MARCH225人の合格だ。10年前は両大学群あわせて19人合格だったから、22倍以上に増えている。3位は本郷、4位は青稜と洗足学園だった。

 さて、この大学合格実績は来年、コロナ禍によりどうなるのだろうか。

 大手予備校の入試担当者は「地元志向が高まることは間違いなく、地方の学生は、感染者の多い東京や大阪の大学を敬遠し、地元の大学を目指すことになりそうです。東大、京大が穴場化する可能性もあります。東京の難関大は入りやすくなり、浪人生も減っていることから、地元の現役受験生の戦いになりそうです。逆に東京圏では京大が人気でしたが、受験者が減るかもしれません」という。

 来年入試は入試改革初年度でもある。コロナ禍とのダブルショックの中、中高一貫校で実績を伸ばすところはどこか、注目される。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

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