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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】賢明でない「ワクチン接種への警戒」 「打ちたくない」アンケート結果に衝撃、今までの努力が無駄になりかねない (1/2ページ)

 新型コロナウイルスが世界に脅威を与えて、約10カ月。米製薬大手ファイザーは18日、開発中のワクチンの有効率が95%だと発表した。米食品医薬品局(FDA)は同日、米イーライリリーの抗体薬の緊急使用許可を承認し、モデルナ社は16日に、ワクチンの有効率が94・5%と発表した。元の生活に戻るための準備が整いつつある。

 ところが、11日出演したインターネット番組「真相深入り 虎ノ門ニュース」で実施したアンケート結果に驚いた。「ファイザーや中国製のワクチンを受けたいか?」という質問だが、「ノー」という回答が多かったのだ。

 中国製のワクチンを「受けたい」と答えたのは約0・6%だった。中国が当初、情報を隠していたことを考えれば、この数字は理解できる。ただ、ファイザーのワクチンを「受けたい」と答えたのが約47%にとどまり、「どちらも打ちたくない」が約53%だったのは衝撃だった。

 もちろん、この数字がそのまま世論とは思っていない。ただ、番組視聴者の多くがワクチンを警戒していることは、賢明とは思えない。

 新型コロナにはワクチンも特効薬もないため、日本で4、5月に緊急事態宣言が発出され、経済活動が停止してしまった。企業倒産や失業者が多数出たが、また家に引きこもりたいとでもいうのか。

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