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悪化する6つの感染指標 北海道、東京など「ステージ3」への移行秒読み (1/2ページ)

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」の運用見直し表明には、新型コロナの感染状況を示す4段階のステージの判断材料となる6指標が11月中旬に入り、急激に悪化していることが背景にある。東京、大阪、北海道などの感染拡大地域では、併せて医療提供体制も逼迫してきており、現況の上から3番目の警戒レベル「ステージ2(感染漸増段階)」から2番目の「ステージ3(感染急増段階)」へ移行する可能性も高まっている。

 新型コロナウイルス感染症対策分科会は今年8月、「病床の逼迫具合」や「人口10万人あたりの療養者数」など6つの指標を基に、4段階のステージを設定した。各ステージの移行については、この6指標を目安に都道府県知事に判断が委ねられている。

 同分科会は9月、「トラベル」などの需要喚起策はステージ2以下で実施するよう提言。ステージ3に上がれば、こうした政策の影響も想定されていた。

 厚生労働省が20日に公表した指標によれば、北海道は5つの項目でステージ3に該当。最大確保病床の占有率は、指標の20%を大幅に上回る38・3%に上るほか、人口10万人あたりの療養者数や、1週間単位の新規感染者数は、ステージ4(感染爆発段階)の指標である25人も超えている。

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