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【加賀孝英 スクープ最前線】中国外相“恫喝来日”…菅政権は尖閣死守を 連日の領海侵入の“暴挙”も五輪協力エサに習主席「国賓来日」要求か (3/3ページ)

 以下、日米情報当局関係者から入手した驚愕(きょうがく)情報だ。

 「米軍が15日前後、台湾に緊急連絡を行った、という情報がある。『中国が、台湾が実効支配する南シナ海・スプラトリー(南沙)諸島の太平島へ軍事侵攻しようとしている。至急、攻撃に備えろ!』と」

 「17日、大規模演習中の中国海軍に危険な兆候があった。米軍はグアムのアンダーセン基地から超音速戦略爆撃機B1B『ランサー』2機を飛ばし、東シナ海上空から中国の防空識別圏(ADIZ)に進入させ、中国を震え上がらせた」

 米国は実質同盟国扱いの台湾を死守している。

 ■RCEPで中国「米国に勝った」と大喜び

 日本はどうか。問題は日本や中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、オーストラリア、ニュージーランドなど15カ国が15日に署名したRCEP(東アジア地域包括的経済連携)だ。続く情報はこうだ。

 「RCEPは、米国抜きの中国主導の経済圏だ。中国は『米国に勝った。これで中国包囲網を破った。菅首相も中国についた』と大喜びだ。中国はさらに日本を取り込むつもりだ。中国のスパイの動きが激しい。官邸が狙われている」

 マイク・ポンペオ米国務長官は16日、パリでフランスの日刊紙「ル・フィガロ」の取材を受け、民主主義と自由主義を守るため、中国共産党への反撃を呼びかけ、「諦めたら、中国独裁政権の植民地になる」と訴えた。

 菅首相に申し上げたい。

 なぜ、もっと声を強く上げないのか。わが国の領土と国民の命と財産が奪われようとしている。王毅氏に断固言うべきだ。「中国は台湾と尖閣諸島への暴挙を止めろ」「法と自由と人権を守れ」「それができないなら、習氏の『国賓』来日など未来永劫(えいごう)ない」と。 

 ■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。

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