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【いざ!幸福維新】日本主導の経済枠組みを構築せよ! 「RCEP」参加で高まる中国依存、台湾孤立化も懸念 (1/2ページ)

 ASEANや日本、中国、韓国など15カ国が15日、貿易の円滑化を目指したRCEP(東アジア地域包括的経済連携)で合意し、署名しました。

 国内総生産(GDP)や人口で世界全体の約3割を占める超巨大な経済圏が出現するのですが、東南アジア諸国の中国への依存度が高まるとの懸念もあります。

 習近平国家主席は4月の中国共産党の会議で「世界の対中依存度を高めることで、外国から供給停止があった場合の反撃能力を高めるべきだ」と指示していたと、党の理論雑誌「求是」で明らかになりました。

 中国はコロナワクチンを東南アジア諸国に優先供給すると発表するなど、米国抜きでこの地域の秩序をつくり、巧妙に周辺諸国を懐柔しようと試みているようです。

 中国の全国人民代表大会(全人代=国会)は今月4日、中国海警局に武器の使用を認める法案の草案を発表しました。

 日本は沖縄県・尖閣諸島周辺海域で、中国から連日、無断で侵入を繰り返されています。こういう現状では、RCEPへの参加をきっぱり断る方法もあったはずですが、参加に踏み切りました。

 経済再生を優先するあまり、中国の国家戦略に手を貸すことになるのではと懸念しています。

 RCEPを進めることで、台湾の孤立化も懸念されます。台湾は輸出でもっており、今後、相対的に競争力が落ちてくると思われるためです。

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