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北朝鮮でロックダウン相次ぐ…4万人に外出禁止令 (1/3ページ)

 北朝鮮では、新型コロナウイルスに感染した疑いのある患者の発生で、中国との国境に面した地域を中心に、封鎖令(ロックダウン)が下される地域が続出している。

 現地のデイリーNK内部情報筋によれば、中央党(朝鮮労働党中央委員会)と中央非常防疫委員会が今月16日、慈江道(チャガンド)渭原(ウィウォン)郡を1ヶ月間封鎖するとの指示を朝鮮労働党慈江道、渭原郡委員会、慈江道非常防疫委員会に下した。新型コロナウイルス感染を疑わせる症状を見せ、死亡する人が相次いだからだ。

 北隣の満浦(マンポ)市も、先月26日から今月14日まで封鎖令が発せられていた。また、咸鏡北道の会寧(フェリョン)、鐘城(チョンソン)、穏城(オンソン)でも封鎖令が発せられ、外出禁止で食糧を得られず餓死する人も出ている。

 渭原郡の住民の生活への影響は今のところ伝えられていないが、他の地域との交通が遮断され、住民は一切の外出が禁じられていることから、困窮する人の続出は必至だろう。

 (参考記事:3家族が全滅、孤児院も…北朝鮮「封鎖都市」で餓死続出の断末魔

デイリーNKジャパン

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