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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】受け継がれる保存食の伝統 「野菜」「果物」「肉」 おいしい家庭の味 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 前にこの連載で、ソビエト時代から続くダーチャ(ロシア式別荘)やプライベートガーデンで自家用の果物や野菜を作る伝統についてお話ししましたが、習慣は年々変化し、現在はこちらでもスーパーマーケットなどで果物や野菜を購入することが一般的です。でも、いまだに多くのロシア人がソビエト時代のように食材を保存する伝統は大切にしています。

 第一に、ほとんどの市民はジャガイモ、ニンジン、ビートルートなど長期間新鮮な野菜を保管できるセラーを持っていますが、これは本当に便利です。今日では大みそかのためにスイカを保管するのが流行していますが、その時期まで新鮮に保管できる名人はごくわずかで、大抵11月までにはセラーの中で味気のないただの物体になってしまっています(笑)。

 第二に、ロシア人は漬物や塩漬け野菜が大好きで、これらの食材を作り置きして保存します。キュウリのピクルスには、マリネと塩だけの2種類があり、漬けてカリカリになったキュウリは、「ラッソーリニク」と呼ばれるロシアの伝統的なスープに加えたりもします。さらに、トマトのピクルス、マッシュルーム、グリーンピース、コショウ、ニンニクも一緒に漬けたりします。

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