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韓国、TPP参加? 文大統領が初言及、中国「検討」で焦りも…希薄な順法精神に加盟国の信頼が (1/2ページ)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加に言及した。米大統領選で当選確実と報じられるジョー・バイデン前副大統領が「米国のTPP復帰」を検討する可能性があるうえ、中国の習近平国家主席も先月、「TPP加入を積極的に考慮する」と明らかにしたため、焦りもあるようだ。ただ、韓国の参加には問題がありそうだ。

 「(TPP)参加も検討していく」

 文大統領は8日、ソウル市内で開かれた貿易関連のイベントに出席し、こう語った。韓国メディアによると、文氏がTPP加入の可能性に言及したのは初めて。

 韓国としては、日中韓など15カ国が署名した地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に続き、大型の経済協定に加わり、米中の貿易摩擦や新型コロナウイルスによるリスクを軽減したい考えとみられる。

 加藤勝信官房長官は同日の記者会見で、「関心表明は歓迎したい」と述べたが、TPPでは、加盟国に高水準な市場アクセスやルールの整備が求められている。

 今回の文氏の発言をどう見るか。

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