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北朝鮮軍に衝撃を与えた「水着アイドル」の悩殺作戦 (1/3ページ)

 韓国国会は14日の本会議で、北朝鮮に向けた体制批判のビラ散布の禁止などを盛り込んだ「南北関係発展に関する法律」の改正案を可決した。圧倒的多数を握る文在寅大統領の与党・共に民主党が野党の反対を押し切って成立させた。

 改正法は軍事境界線一帯でビラを散布するなど南北合意書に違反する行為を行った場合、3年以下の懲役または3000万ウォン(約280万円)以下の罰金に処することができると定めている。

 これに対して保守系野党や国内外の人権団体からは、「文在寅政権と与党は北朝鮮の脅しに屈し、北朝鮮国民の人権と韓国の言論の自由を犠牲にした」との批判が出ている。

 今回の法改正で想定されたのは、前述のとおり北朝鮮の体制を批判するビラだ。たとえば脱北者団体・自由北韓運動連合が北に向けて飛ばしたビラでは、北朝鮮の一般国民が決して知ることのできない金一族の「暗部」が暴露されている。

 もっとも、こうしたビラの散布は、南北双方が行ってきた。北朝鮮は、韓国に経済力で勝っていた1960年代から70年代にかけて、自国は「民衆中心の国」であり「医療費も要らず公害のない民衆が住み良い社会」であると宣伝し、金日成主席の偉大さをアピールするビラを南に飛ばした。当時なら、一部の韓国国民に対してそれなりの説得力を持ったかもしれない。

デイリーNKジャパン

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